
昨日は、イワシの香草焼きなどの地中海料理を作り、
家族でランチ会をした。
イワシの香草焼きは、開いたイワシの身の部分に塩こしょうを
ふりかけ、ディルとパセリとニンニクをみじん切りにした物を
間に詰めて二枚のイワシで挟み、オリーブオイルで焼くギリシャ料理だ。
とても美味しいと評判だったから、また作ろうと思う。
先週、ある記事を読んで、改めて食に拘る大切さについて考えさせられた週だった。
その記事は、美食家のホリエモンが「ランチを食べに行くなら5000円のウナギを食べなさい」
と言っている記事で、私がよく自分よりも若い人達に昔から
「コーヒーを飲むなら一杯1000円以上のコーヒーを飲みに行きなさい」と言っているランチ版の
話だと思い、興味があり読んでみた。
ホリエモンの記事には、起業家になりたい人でお金を貯める為に日々は500円の
お弁当を食べながら節約して、企業をする人がいるという。そういう人は、大抵
伸びないようだ。拘りのあるランチを食べに行くのは、その先に食から文化を学べたり
美食家が集まる所で話題が尽きなかったり…ただ、食べに行くだけではない『価値』が
あると書かれていた。
私が自分よりも若い子達に昔から1000円以上のコーヒーを飲みに行きなさい。
と言っていた理由は、ホリエモンが言っている事と似ていて、
それなりのホテルなどにコーヒーを飲みに行くと、『それなりの人達』が集まっている。
特に会話はしなくても、日常から『それなりの人達』の近くにいれば、いつの間にか
自分自身も『それなりの人』になっているものなのだ。
私は今、ギリシャ料理にハマっていて、ギリシャ料理教室に通い始めたのだけれど
マニアックな料理教室なだけに、集まる人も変わった人が多く、話をするのが面白い。
また、そこで学んだ事を他の場所で話をすると、大抵珍しがられる話になる為
興味を抱かれる事が多い。
ホリエモンのスタイルは、どこかに食べに行く美食家なのだと思うけれど
自分で作る事に重心を置く美食家も魅力的だと思う。
共通しているのは、食事に拘るだけで世界が広がり、集まる人達も変わってくると
いう事だ。
私は、まだまだ美食家までの域には達してはいないと思うから、もっと
料理を勉強しながら色々な文化や知識を増やして行きたい。
次は、何を作ろうかな。