人生のビジョン

写真は、2020年2月に沖縄本島に行った時に立ち寄った、

ガンガーラの谷というケイブカフェだ。

洞窟の中にカフェを作った神秘的な所で、ここは、私の知人が経営をしていた

から前から気になっていて、昨年やっと行けた場所だった。

ふと、沖縄に行きたくなり思い出していた。

 

最近よく考える事がある。人生のビジョンをしっかりと抱いている人と

抱いていない人の違いだ。以前にも、引き寄せる力という内容で書いたのだが

人生の目標地点をしっかりと決めながら生きていると、その目標に向かって

日々の選択が変わってくる。

その目標に向かって、何を食べるのか、誰と交流するのか、一日のスケジュールをどう立てるか、、、

その積み重ねが人生そのものになり、まるで山登りのように一歩一歩目標地点へと歩いて行くのだろう。

その道のりが、他の人と比べて長かったり短かったり、それは人それぞれだけれど自分の山を登っている

という事はみんな同じだ。

 

一方で、人生のビジョンをしっかりと抱いていない人はどうだろうか。

目標がないために、日々の選択に「 軸 」がなくなるような気がする。

なんとなく、これを食べる。なんとなく、この人達と遊ぶ。なんとなく、お金を使う。

「 なんとなく人生 」の積み重ねになってしまう傾向にあると思う。

その結果、どうなるのか?気が付いた時には、自分の山の頂上を目指さずに麓の所で、

いつの間にか時が経ってしまい、何も達成していない人生となる。

山登りのしんどさを経験しない代わりに、頂上に辿り着いた時の感動や達成感もない。

 

どっちの人生が正しいとかはなくて、これも人それぞれだと思う。

 

山登りをする事をせずに、麓で集まる仲間と戯れ陽気な時間を過ごす事が生きがいなら、

それもそれでいいと思うし、挫折を繰り返しながら這い上がりストイックに山登りに挑戦する

人生もいいと思う。

 

ただ、私には何度か死にかけた経験があるからこそ、強く言いたいのが誰にも

「 明日 」という日は約束されていない。

「 今日 」という日を、いつでも死んでいい様な一日を過ごさないと、

死んだ時に後悔しか残らないだろう。そうならないようにだけはして貰いたい。

 

私が10代から尊敬する人は、デザイナーのココ・シャネルで、彼女の生き方を尊敬している

から10代から化粧品や香水はシャネルしか使っていない。彼女は一度、ファッション界を

引退するけれど、70歳でまた復活して死ぬ前日まで仕事に生きた女性だ。

彼女の生き方はきっと、何も後悔はないだろう。

私もそんな生き方が出来る女性になりたく、おまじない代わりに使っている化粧品関係はシャネルなのだ。

だから、自分のやる気を奮い立たせる時には、シャネルの生き方が書いてある本や映画を見たりする。

 

今日の、午後は久しぶりにシャネルに”カツ”を入れて貰う為に、彼女の本でも読もうと思う。