富士山のメッセージ

新年明けまして おめでとうございます

本年は、これまで書き溜めていた小説を発信できるように

頑張りますので、見守って頂ければ嬉しいです。

 

今朝、高尾山の頂上まで登り初詣をしてきた。

高尾山自体、初めて行く山だったけれど、昨年の6月に日本遺産に登録を

されたというから、きっと神秘的な山なのだろうなと期待をして

登った。頂上に行く途中には、神社がありお参りも出来て見どころが沢山

ある山だった。いつもはおみくじを引かない私も、今年は一緒に行った

家族がみんな引くと言うから、つられて引いてみると、大吉だったから余計に気分がいい登山だった。

きっと、今年はいい年になるのだろう。

 

頂上に行くと、目の前には富士山が見えてとても景色が良かった。

 

富士山と言えば15年くらい前だっただろうか、大雨注意警報が出ている中登った事がある。

その時は、大雨に打たれてずぶ濡れになり、酸欠や登山病にもなりながら、やっとの思いで登っていた。

そんな大変な状況の中の登山だったけれど、さすが霊山なだけあり人生で大きな気づきをさせられた。

 

それは、早く歩くと酸欠になり、疲れたからと言って止まってしまうと、寒さで凍ってしまう。

丁度自分の体力に合ったスピードと言うのがあって、そのベストなスピードで歩くと

疲れる事もなく凍える事もなかったのだ。

 

その丁度いいスピードを見つけた時、人生も同じなのではないかと気づかされたのだった。

 

周りのスピードに合わせてると、息が切れたり凍ってしまったり支障が出てくる。

だけど、自分自身と対話しながら生み出されたスピードで歩くと、息が切れる事も、

止まる事もなくずっと歩き続けられる。

 

今年も昨年に引き続き、コロナ時代が続く中きっと一人の時間が増える人が

多くなると思う。この期間の内に、自分自身と対話する時間を増やして、人生を歩く上で

自分自身のスピードを再確認してもいいのではないかと思う。

 

自分の歩くスピードは遅すぎないか?早すぎないか?

 

一呼吸入れてから、2021年を歩き出そう。

皆さんが、幸せな年になりますように。