一流になりたければ早朝ジョギング

私が以前、画家をやっていた頃ありがたい事に一流で活躍をする方々と

プライベートで親しくさせて頂いていた。

そのコミュニケーションの中では、悩みや考えている事など

本音を聞かせて頂ける事が多く、色々な発見や学びをさせて貰えていた。

 

そこで気付いた事が沢山あった。

一流の人達には共通点があると言う事だ。

 

まず、彼らは誰よりも時間を大切に使っていた。

ホームパーティーも、ダラダラとしたモノではなく2時間なら2時間パッと遊んで

交流をしてパッと帰る。2次会や3次会などしながら、いつまでも飲むなんて事はしていなかった。

 

あとは、みんな綺麗好きだった。持ち物や家、服装など取り巻くモノ全てが綺麗に整頓されていて

手入れが行き届いていた。ほつれた服を着た人なんていなく、シャツなどはピシッと

アイロンがかけられていて、いつ会っても清潔感があって気持ちが良い印象だった。

 

 

そして、一番驚いたのはみんな共通して早起きだということ。

大体、5時に起きる人が多く6時起きなんていう人はいなかった。

中には、4時起きだっていう人もいたのだ。

 

起きてから何をしているかというと、これも共通していてジョギングだった。

 

朝からジムに通う人もいれば、近所を走る人もいたし、移動が多い人はその

移動の先々で走っていたりもした。

 

私はその頃、忙しさを理由に早起きもしなかったしジョギングをやろうとも思わずに

彼らを横目にみながら過ごしていた。彼らは私に、走るといいよ。

早起きすると気持ちが良いよ。などと、教えてくれていたけれど

聞き流して、7時に起きる生活をずっと変えずにいたのだ。

 

「一流になりたければ、一流の人の真似をしなさい」

 

これは、何もない所から一流の世界へ駆け上がった恩師が私に伝えていた言葉。

一流になりたければ、一流の人の真似をするといつの間にかそれが真似ではなく

本当に一流になっているから。そういう教えだった。

 

40代前半になった今、一流の世界で活躍をする大先輩達がどんな景色を見ていたのか

私も体験をしたくなり、みんながやっていた早朝ジョギングを真似てやろうと決意したのだ。

そして、重たい腰を持ち上げてここ最近は6時起きでジョギングを続けている。

 

いざ、走ってみると最初の1ヶ月はたかが10分走るのに息が上がって苦しく、

1キロ走るのに10分もかかってしまっていた。そんな自分が情けなく感じ、

毎日続けていたら、2ヶ月経った今では30分を1キロ8分ペースで走れる様には

なってきたのだ。

 

早朝のジョギングをしていると、同じように早朝ジョギングをしている人達と

すれ違う。中には、ご年配の人達もいるけれど明らかに長年走り続けている

身体だったりする。そんな人達を見ると、明日も頑張って走ろうと思える。

 

早朝ジョギングをやり始めて、何が一番変わったかといえば生活にメリハリが

出来た事と、元々ポジティブな思考だったのが、

更にパワーアップをしてスーパーポジティブな思考になってきた事だ。

きっと、ただのポジティブ思考だと一流にはなれず、スーパーポジティブに

ならないと一流の世界にはいけないと思うのだ。

 

走り始めてまだ2ヶ月だけれども、なぜ一流の人達が共通して早朝ジョギングを

しているか、理由を確かに掴み始めて来た。

 

「一流になりたければ早朝ジョギングをしよう」

 

これは、私の経験から生まれた多くの人に伝えたい言葉だ。

私もまだまだ始めたばかりだから、多くの事は今は言えないけれど

確かな手応えを感じるから、共に一流の世界へと駆け上がる同士を

増やしていきたいな。

 

一緒に、早朝ジョギングを頑張りませんか。